認知症について
認知症認知症について
認知症の早期発見には日ごろの家族とのコミュニケーションが大切です。
認知症は、早期発見・早期治療が大切です。なぜだと思いますか?それには、きちんとした理由があるのです。 「おかしい」と思ったら、年齢のせいと考えて放置することなく、出来るだけ早い時期に、お近くの医療機関に相談に行きましょう。 「おかしい」と気づいてから医療機関に相談するまでに、約7割の家族が2年以上かかっているとの報告があります。 そして、一度診察を受け「大丈夫ですよ」といわれても年々症状が悪くなるようならば、もう一度、相談に行きましょう
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- 同じことを何度も言ったり、聞いたりする
- 慣れているところで、道に迷った
- 財布を盗まれたと言ってさわぐ
- 以前よりだらしなくなった
- 夜中に起き出して騒いだ
- 置き忘れや、しまい忘れが目立った
- 計算の間違いが多くなった
- ものの名前が出てこなくなった
- 水道の蛇口やガス栓の締め忘れが目立つ
- ささいなことで怒りっぽくなった
- 時間や日付が不確かになった
- 日課をしなくなった
- 以前はあった関心や興味が失われた
- 以前よりもひどく疑い深くなった
- 薬の管理ができなくなった
- テレビドラマの内容が理解できない
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家族の方が最初に気づいた、認知症の初期の症状と考えられる日常生活の変化を紹介します。このような変化に家族が気づいたときに医療機関に相談したり、受診したりした家族は10%以下でした。下記のような症状に思い当たったら、早めに最寄りの医療機関にご相談ください。
◎家族が認知症に気づいた変化の発生頻度 -
同じことを何度も言ったり聞いたりする (45.7%)
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ものの名前が出てこなくなる (34.3%)
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置き忘れやしまい忘れが目立った (28.6%)
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時間や場所の感覚が不確かになった (22.9%)
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病院からもらった薬の管理ができない (14.3%)
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以前はあった関心や興味が失われた (14.3%)
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(その他、ガス栓の締め忘れ、計算の間違いが多い、怒りっぽくなった など)
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認知症の症状の早期発見には『単なるもの忘れ』なのか『認知症のもの忘れ』なのかを見極めることが大切です。しかし、認知症のもの忘れが顕著にあらわれた時には、病気は進行していることが多いのです。周りの方は『認知症の前兆』に一日でも早く気づいてください。
◎認知症を疑う日常生活の変化~こんなことありませんか?~