職場のメンタルヘルス 上位管理者がキーパーソン!
職場のメンタルヘルス上位管理者がキーパーソン!
メンタルヘルスは働く人の「心身の健康づくり」を目的にするものです。
これまで、企業は産業医や保健婦による、身体の健康管理には力をいれてきました。
毎年の健康診断、精密検査の必要な人への援助やそのフォローをしてきました。
これからは身体だけの健康管理だけでなく、心の健康も視野にいれて、ストレスへの相談ができる心理相談員や産業カウンセラー、臨床心理士、或は精神科医師等の専門スタッフを加えて取組む必要があります。
ただし、スタッフを揃えたからといってうまくいきません。
健康管理チーム、管理監督者、人事担当者がそれぞれの立場で協力していけるような有機的な繋がりが必要になります。
またこのような専門家との協力体制づくりだけでなく、部下の相談にいつでも応じられるような管理監督者のスキルも必要でしょう。
そのために管理監督者への研修として、カウンセリングマインド育成のための研修や事例研究、精神科の病気に対する知識の習得等が実施されることが望ましいでしょう。
また、社員にはセルフケアの能力を高めるためにストレスへの対応の仕方等の講習会が開かれるとよいでしょう。
▼職場不適応のシグナルは?
職場不適応には三つのタイプがあります。
- 一つは仕事の内容がわからない。
仕事量が多く、仕事がこなせない。
上司や同僚との人間関係が上手くいかないなどの不適応です。
- もう一つは仕事にのめりこみ過ぎて過剰適応している不適応です。
これは熱心に仕事をするので周囲も安心しています。
しかし、本人は疲労や体調の変化に気づかず、喜怒哀楽の感情さえ感じられなくなっています。
- 三つめは病気が背景にある場合です。 管理監督者は部下の「変化」を見逃さずにキャッチし、適切な対応が求められます。