おとなの発達障害
おとなの発達障害おとなの発達障害
大人のADHDといっても、大人になってから初めて出現するものではありません。不注意、多動性、衝動性という3 つの症状に、子どものころからずっと悩まされており、多くの人は自分なりの工夫や対策を考えて努力していますが、それにもかかわらず、状況が改善せず大人になり、うまく生活することができず困っているのです。
【大人の症状】
多動性
- ・落ち着かない感じ
- ・貧乏ゆすりなど、目的のない動き
衝動性
- ・思ったことをすぐに口にしてしまう
- ・衝動買いをしてしまう
不注意
- ・仕事などでケアレスミスをする
- ・忘れ物、なくし物が多い
- ・約束を守れない、間に合わない
- ・時間管理が苦手
- ・仕事や作業を順序だてて行うことが苦手
- ・片付けるのが苦手
【ADHDの症状、特徴について】
ADHDの症状は、個人によっても違いますし、環境によってもあらわれ方が異なります。ここでは、日常生活の場面ごとにおける、ADHDの症状のあらわれ方の例をご紹介します。